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ぐりとぐらの本日も自転車日和なり

素人チャリダー夫婦の自転車生活あっちこっち

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ぐりとぐら

Author:ぐりとぐら
自転車ど素人夫婦・ぐり(夫)とぐら(妻)が、07年11月 ジャイアント・エスケープR3を衝動買いしてしまって始まった自転車ライフ。09年1月にはBianchiロード・Via Nirone7 Al/Ca 105 Compactとミニベロ・MiniVelo 7を、そして10年3月GIOS VECCHIO 16年8月GIANT TCR ADVANCED PRO TEAM も加わってどこまで行くの?

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まとめ
2018.08
26
夜中に目が覚めて、窓の外を見ると無数の星が輝いていた。
明日は曇りから雨が降るという予報だったので、自転車に乗るのは諦めていたけれど、もしかしたら晴れるのかもしれない。
そんなことを思いながら、宿のベッドに戻るとすぐに眠りに落ちたようだ。

朝、ほのかな明かりに包まれて目覚めると、青い空が広がっていた。
そして朝日に照らされた山が光っていた。

180821a.jpg


時計を見ると午前5時。
昨日、登る予定だった栂池高原から白馬三山が見れることを知っていたので、そこから見る景色はさぞ素晴らしいのだろうと思うや布団から跳び起きる。

ささっと身支度をし、車に収まっている自転車を引っ張り出して、清々しい空気の中を漕ぎ出してゆく。
180821w.jpg


向かうコースは、「栂池サイクルクラシック」という自転車イベントのコースでもあるヒルクライムコースだ。
なんで起き抜けに山登りをしなきゃならないんだと自問自答しないでもないけれど、朝日が当たっているうちに山を見たいとはやる気持ちがケイデンスを早める。

栂池ゴンドラリフト乗り場辺りから坂がきつくなってくる。
息が上がり速度は下がる。
ペンションが並ぶ道路から回り込むように、スキー場ゲレンデに出た。

ここから先は、自動車は通行止め。
180821b.jpg


実は、ここまでくれば白馬三山が見れるのではないかと考えていたのだが、その姿は見れなかった。
もっと上まで行かなければ見れないのかもしれないと、先に進むことにした。

林道を進む。
景色は開けない。
坂はきつい。

なにも面白いことがない登りは、気が重い。
しかし、その先に絶景があると信じているからこそ、重たい足でペダルを踏むのだ。

林道の入り口に「熊出没」の看板があって、特にこの時間帯は熊が出てきてもおかしくない。
登りながら、ハンドルに取り付けてある鈴を盛大に鳴らす。
いい年を食った親父が、早朝からハーハー言いながら鈴を連打して山の中を登っている姿は「クレージー」という言葉しか当てはまらないだろう。

そんな中、奇妙な鳴き声が聞こえた。
鳥でも犬でもないその鳴き声は、しばらく続いたがやんでしまった。
まさか熊ではないだろうななんて独り言ちる。

林道を走るとき、動物の気配に敏感になる。
特に早朝や陽が落ちてからは恐怖と言っていい。
実際、私が鹿や猪と遭遇することが多いのはその時間帯だ。

なお一層力を込めて鈴を鳴らす。
ゲレンデの脇に出て景色が開けると、脚をついて一休み。

するとゲレンデの下から、中年の男性が歩いてきた。
あの鳴き声は、このおじさんの奇声だなとわかった。たぶん熊除けの鈴のようなものなのだろう。

おはようございますと声をかけると、「バイク?」と呆れられる。この道を自転車で登る人は少ないのかもしれない。
この先、上まで登れば山が見えるのか尋ねると、

「下でも見えるよ」

まあ、下でも見れるのでしょうけど、上でも見れるのかな?と再度聞いてみる。

「まあ、上に行っても見れるけど、下でも見えるよ」

もう少し登れば山が見れるかもしれないと思い、サドルにまたがる。
もう朝日は昇ってしまったので、スポットライトのように山に日が差す場面は見れないけれど、ここまできて何も見ないのはこれまでの苦労が水の泡だ。

道はすぐに林間に戻り同じような景色がただ流れてゆく。
また下界が開けた場所に着いた。

あとどのくらいでピークに着くのかスマホを開く。
7km。

7kmということは、小一時間かかるかもしれない。
ピークまで登って、下ったとしても宿の朝食の時間に間に合わないことは明らかなのでここをゴールとした。
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Uターンして降る。
降りは両手でブレーキを握らなければならないので、鈴は封印した。
出会い頭で動物に出会わないことを願いながら。

降りながら振り返り景色を見ると、山が少し顔を出していた。
180821f.jpg


ゲートまで戻る。
そこにあったもの。

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どーんと山が鎮座していた。
来たときは雲が山を隠していただけだった。

無駄に坂を登った徒労感と美し山の姿を目の前にした高揚感が織り交ざる複雑な心境。
あのおじさんが言っていたのはこのことだったのか。

宿に戻りながらも、来た時にそこになかったかった山々が姿を見せていた。
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今日は晴れたら、これから向かう戸隠神社まで自走しようかと考えていたが、もうすっかり自転車に乗る気が失せてしまった。
宿に戻り自転車を車に納めて、ぎりぎり朝食に間に合った。

本日の走行は、21km。
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この後、車で戸隠神社へ。

嶺方峠も雲が多く
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いろは堂でおやき
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大望峠も雲多し
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戸隠神社 奥社を参拝
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九頭龍社
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戸隠神社 中社
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信州そば
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鏡池
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と一日が過ぎて、今夜の宿の松本へ。

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