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ぐりとぐらの本日も自転車日和なり

素人チャリダー夫婦の自転車生活あっちこっち

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Author:ぐりとぐら
自転車ど素人夫婦・ぐり(夫)とぐら(妻)が、07年11月 ジャイアント・エスケープR3を衝動買いしてしまって始まった自転車ライフ。09年1月にはBianchiロード・Via Nirone7 Al/Ca 105 Compactとミニベロ・MiniVelo 7を、そして10年3月GIOS VECCHIO も加わってどこまで行くの?

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まとめ
2016.03
27
まず、この計画をみていただきたい。

往路1


往路2


復路



自走で伊豆イチをしようという計画です。
往路は、350km沼津まで。スーパー銭湯で仮眠して、復路は、200km登りはなし。

これだけ見れば、それほどむちゃくちゃな計画ではないと思ったのですが・・・。

ロングライドのときは、いつも決まって午前0時スタート。
仕事が終わって、なるべく早く床につき少しでも眠っておきたいところです。
とはいうものの、なかなか寝付けないものですが、それでも気合と根性で数時間はぐっすり眠れて、スッキリとした気分で起床。出発の準備をします。

ところが天気がイマイチなよう。
雨雲レーダーを確認すると、予定しているルート上に雨雲が点在しています。
160321z4.png



自宅の窓から空を見上げると、夜でもわかるほどドンヨリとした雲が広がっています。
出発時間をずらして走ろうかと脳裏をかすめましたが、「雨も含めてロングライド」と考え直すことにしました。

距離が長くなれば、それに比例して雨の確率もあがります。
過去に走ったロングライドでも雨の影響を少なからず受けた経験があります。

赤城山を往復自走しようとした時も、天城越えをした時も、雨のため輪行を余儀なくされたし、直江津まで行った時も予期せぬ雨に降られました。
雨を避けていてはロングライドはできないという結論に至ったわけです。
雨雲レーダーによれば、それほど強い雨でもなく、朝には止んでしまうという予測です。
それに自転車に乗れるのが今月はこの連休2日間しかなく、このチャンスを逃すとまたしばらく自転車に乗れなくなってしまうというもの背中を押した一因です。

出発前におにぎりをひとつ胃袋に納めてから、予定していた時刻より5分ほど早めにスタート。

サイコンをセットしていると、雨粒のような霧のようなものがフワリと舞っているような。
雨予報なので、ウインドブレーカー代わりにゴアテックスのレインウエアーを羽織っているので、そのまま走り出します。

そして5分も走らないうちに、雨が降ってきました。
といっても小雨で、歩行者は傘を差すほどではありません。でも、これを放置して走りつづけているといつの間にかしっとりとレイパンが濡れて寒くなり、結果体力、気力が奪われるということになりかねません。
これと同じことが直江津に行ったときにありました。

今回はその経験を踏まえて、早めにレインパンツを着ることにしました。
上半身はゴアテックスのレインウエアーを着ているのでそのまま。100円ショップで買ったレインパンツをはいて、裾バンドで止めます。この裾バンドがないとペダリング時にすれてボロボロになります。これも経験則です。

雨装備で進んで行きます。
雨は時に止んだりまた降ったりを繰り返しますが、幸い強まることはありませんでした。

国道の一本内陸の県道を千葉に向け走ってゆきます。

今回から本格運用するeTrex30x。
この中にルートが入っていて、ピンクのルートをたどってゆけばいいのです。

160321f.jpg


eTrex30xを選んだ大きな理由のひとつは、電池運用が出来るということ。
今まで使っていたEdge500はモバイルバッテリーを持っていかなくてはならず、荷物が嵩張るのがいやだったのです。
が、今回は初eTrex30xなので、念のためEdge500も出動させました。
結局モバイルバッテリーはもって出ることになりました。

eTrex30xの使い勝手はどうかというと、これは便利です。

方向音痴の私には、常に正しい道を進んでいるということが確認できるだけで、精神的な安心感が得られます。
曲がるべき場所で、カーナビのように音声案内してくれないので、勢いミスコースをしてしまうこともあります。
しかし気づいた時に、画面上に本来進むべきルートが見えているので、ここを曲がればコースに復帰できると一目でわかります。


0:48 幕張 美浜大橋
160321a.jpg


スカイツリーは見えません。

国道357号に入ります。
以前は都内へ向かう時は、国道14号を使っていたのですが、いかんせん信号に引っかかってなかなか進めません。
国道357号は、昼間はトラックが多く自転車で走ろうという気にはなりませんが、この時間帯なら交通量は少なく大丈夫。

eTrex30xのナビのまま走っていたのですが、「次の交差点で右折だな」という時に曲がれませんでした。
何が起きたのかというと、陸橋に乗っていたんです。
ルートを引いた時に細かく確認しておかないとこういうことになったしまいます。
たぶん画面を大きくすれば側道にルートが乗っていたと思うのですが、画面が小さい上に縮尺を大きめにしていると気づきにくいです。

スマホのグーグルマップで確認して本来のコースである行徳橋まで。

1:37 東京都に入ります
160321b.jpg


自宅から持参したおにぎりを補給。
この辺から雨はあがりました。
雨雲レーダーを見ると、千葉市辺りで強めの雨が降っている様子。運が良かったのか?
しかし、まだレインパンツは脱がないでそのまま走ります。

葛西橋通りから都心へ。
ここも信号にはあまりひっかからないです。

2:42 なんとなく日本橋

160321c.jpg


ここからは国道15号をひたすら走ります。

なんとなく右のお尻が冷たい。
なんだろう?と思って触ってみると、びっしょり濡れています。

うん??

右尻だけじゃなくお尻全体・・・いや腿も脚全体が濡れています。
これはいわゆるカッパで蒸れて水没したってやつですね。

よくレインウエアーの話で「雨で濡れるか、蒸れた汗で濡れるかの違いで結局は同じ」みたいなことが語られています。
ほんとにこんなに濡れるならカッパの意味ないなあと思いました。
しかし、上半身はまったく快適そのものです。
やっぱりゴアテックスのレインウエアーは機能的なんだなあと確信しました。

ここでレインパンツを脱いでサドルバクにしまいます。
ビショビショのレイパンですが、走っているうちにすぐに乾いてしまいました。

ひたすらまっすぐに国道15号をひた走ります。
調子よく走っていたらアクシデント。

160321d.jpg


わかりますか。eTrex30xがホルダーから外れてしまいました。

eTrex30xの自転車用ホルダーから本体が外れやすいということは知っていたので、念のため本体にストラップをつけて養生はしていました。
でも本当に外れるとは思っていなかったので、こんなに落下するとは。

養生をしっかり短くして、落下しないように結びなおしました。

このeTrex30xの自転車用ホルダーが不評なんです。
多くの意見は「本体とホルダーが硬くて外れない」というものです。
私のもそうでした。なので皆さんがやっているように、ホルダーのつめ部分を削って入りやすいように修正していたのです。
修正するときに、手でホルダーと本体をとりつけて確かめると硬すぎてさらに削ることになります。
手に持ってちょうど良い硬さまで削ってしまうと、ホルダーを自転車本体につけて脱着してみると若干ゆるくなりすぎる傾向があります。

私も手でもってきつめに削ったつもりでしたが、それを自転車にとりつけてみればちょっとゆるくなってしまったかなと思うくらいになってしまいました。
それでもすぐには落ちる感じではなかったのですが、ほんの少しの振動で落ちてしまいました。
しっかり養生することをお勧めいたします。

3:58 神奈川県へ
160321e.jpg



セブンイレブン 鶴見市富士見町店 4:17

炭酸水 おにぎり メンチカツパン ホットコーヒー

私は4時から5時位に眠くなります。
補給したばかりだけど、ブレイク。

セブンイレブン 横浜戸塚平戸東海道店 5:32

ホットコーヒー ブラックサンダー

そういえば、天城越えした時もここでコーヒー飲んだなあ。

朝がくると眠気も吹っ飛ぶんです。
国道1号から県道30号に入って海へ。

160321g.jpg


国道134号。富士山は見えないです。

日の出を迎えて、空も明るくなってきてただただペダルを回して前へ前へ。

ローソン 小田原酒匂店 8:01

海老のトマトクリームパスタ ポカリスエット

朝食をしっかりとります。

そしていよいよ小田原を過ぎて国道135号、伊豆イチへ。

160321h.jpg


曇りがちですが、寒くはありません。
海を眺めながら、アップダウンの海岸線をゆきます。

晴れていればもっと気持ちいいんだろうなとか思いながら海岸線を行きます。

静岡県へ入ります 9:09
160321i.jpg


熱海といえば、これですね
160321j.jpg


うす曇の海を見ながら、海岸線を進みます
160321k.jpg


ファミリーマート バーディー南熱海店 9:56

あんまん

ここら辺りで、プチッとトラブル発生。
なんだかチェーンがキコキコいいます。

油が切れたな・・・。

このライドに出る前に、自転車屋さんにオーバーホールに出していました。
チェーンも新品に換えてもらったのですが、どうやらドライ系のオイルが塗られていたようで、走行距離が200kmに達する前にオイルが切れたようです。

私はいつもウエット系のオイルを使っていて500kmくらいはもつので、普段注油に関してあまり気にしていいということ。
チェーンがきれいなので、注油はOKとなんとなく思い込んでいたこと。
このふたつの思い込みが、今回の油切れという状況を生み出してしまいました。
まさに私のミスでございます。

キコキコいいながら走るのも精神衛生上もメカ的にもよろしくなく、この先もまだまだ長い道のりなのでどこかでオイルを買うことにしました。
ちょうど伊東にさしかかったところだったので、伊東ならホームセンターか自転車屋さんがあるであろうと考えて駅方面へ。

信号待ちをしていた郵便配達員さんに「ホームセンターか自転車屋さんありますか?」と尋ねると、ホームセンターはかなり遠く、自転車屋も駅周辺より街中へでたほうがよいという返答。
駅周辺は市街地ではないんですね。

スマホで周辺の自転車店を検索して、いつものとおり迷いながらやっと一軒の自転車屋さんにたどり着きました。
しかし、そこはオートバイ屋さんです。

お店の奥に声をかけて、出てきてもらったおばあさんに自転車オイルがあるかきくと、

「もう自転車やってないから・・・。この辺じゃもう自転車屋はないよ」

というつれないお言葉。
100円ショップとかにないのかねえ?というおばあさん。
確かに100円ショップならあるかもと思い、再度検索して100円ショップへ向かいます。

店内に入って、店員さんに「自転車のオイルありますか?」ときくと自転車用品コーナーにあるとのこと。
しかし自転車用品コーナーをくまなく探してもみつかりません。
結局工具コーナーの片隅にあった万能オイルを見つけて買いました。

160321l.jpg


やたらボタボタたれるオイルを、チェーンにビシャビシャかけます。
とりあえずキコキコ音は消えました。

なんやかんやで1時間ほどロスしてしまいました。

さあ、気を取り直して出発しようとしたら、eTrex30xがピーっと鳴ります。
何だ?と思ったら「バッテリーがないよ」と。

あれ?24時間もつんじゃなかったったけ??

まだ12時間ほどしか使っていませんが、バックライトをつけっぱなしにしていたからでしょうか?
とりあえず電池を交換して、バックライトを弱めにしておきました。

国道135号に復帰。
しばらく走っていたら、ケイヨーD2(ホームセンター)とダイソーが並んで建っていました。
あー、なんかすごい徒労感。

一碧湖をすぎた辺りから5kmほどの下り。
登ったり降ったりばかりのなかで、この降りは一服の清涼剤です。

ローソン 東伊豆町大川店 12:34

のり弁当 ロールケーキ ホットコーヒー 炭酸水

時間もロスしているので、お昼はコンビニで済ませます。

雲が切れてきて、青空が見え始めます。

荒々しい景色
160321m.jpg

160321n.jpg

160321o.jpg


これまで以上にアップダウンが厳しくなってきます。

以前伊豆イチしたときは、もっと楽なイメージだった東伊豆ですが、なかなかどうしてキツイです。
それはやっぱりすでに200km以上走っているからでしょう。
前回は小田原スタートだったからなあ・・・。あたりまえか。

尾ヶ崎ウイングから
160321p.jpg


やっとこ下田へ 14:46
160321q.jpg


やっぱり予定より1時間ほど遅い到着。


ここからは、海岸線を離れて県道119号~県道121号で松崎へ抜けます。

県道119号は南房総チックなのどかな田舎道。
アップダウン地獄からの開放されました。

160321r.jpg


やっぱりこういう道の方が好きだなあ
160321s.jpg

160321t.jpg


県道121号に入り、蛇石峠へ。
160321u.jpg

標高300mくらいなので、まあ鹿野山みたいなもの。
雰囲気も鹿野山・宝竜寺からに似ています。だいたい5,6%くらいの斜度でしょうかね。

ピークには峠名などはなく、南伊豆町と松崎町の境になっています。
160321v.jpg


松崎にくだります。

松崎とえば、なまこ壁
160321w.jpg


もう夕方になってしまいました。
160321x.jpg

160321y.jpg


サークルK 松崎町松崎店 16:43 

おにぎり 炭酸水

さて、ここから先のルートです。
予定では県道59号で仁科峠を登り、西伊豆スカイラインから達磨山、戸田峠、真城峠を経て海へ出るつもりでした。
もしかして、夕焼けの西伊豆スカイラインを走れるか?と思っていたのですが、すでにもう陽は落ちそうです。
途中1時間のロスも痛いところでした。

いまから仁科峠にむかうと、真っ暗な林道を進むことになるな、いやだな・・・とも思いますが、松崎から海沿いを走るのもそれはそれできついので、予定のルートをとりました。

登り始めは、まだ薄明るい県道59号 17:30
160321z.jpg


本格的な登りが始まる前に、ポツンと雨のような・・・。
でも、天気予報では雨なんて降らないということだったので、たいしたことはないだろうと高を括っていたのですが・・・。

6時をすぎると真っ暗になってきます。
そして完全な雨が降ってきました。

雨の林道。しかも真っ暗。
ライトに照らされた範囲しか見えません。

雨はしだいに強く本降りとなってきます。
スタートしたときにはいていたレインパンツは、昼間コンビニに捨ててきてしまっていました。
「もし雨が降ったらコンビニで買えばいいや」と思っていたのですが、この先にコンビニありますかね?

麓でみた鹿を思い出して、ばったり会わないようにベルをならしてたり、時たま叫んでみたりします。
藪からガサゴソと音がすると、ビクッときます。

ごくごく稀に車が登ってきます。3台くらいか。
土砂降りのなか、真っ暗な林道を登っている自転車をみてどう思われているのでしょうか?

いいかげん登ったので、標高は今どのくらいか?と確認すると「300m」。

仁科峠は900m。

まだまだまだまだまだまだ登るんじゃん。

林道の木が切れたところから、海のほうが見えました。
あの上空のオレンジ色はなんなんだろうなあ~。

あれは夕焼けだねえ~。

雨はここだけか。山の天気ってやつか。
づぶ濡れになりながら、夕焼けを遠い目で眺めます。

一瞬、ここから降って松崎に戻ろうかと思いつきます。
300mくらい降るのはすぐです。

でも降ったところでどうなる?
松崎から海沿いを走るのも同じような坂がいくつもあるし(標高は低いながらも3つくらい大きなアップダウンがある)、電車も走っていないので輪行でエスケープもできないです。

せっかくここまで登ったんだから、あと筑波山1個分くらいがんばろうという気持ちになります。
幸い雨に当たっても寒くないのが救いでした。

えっちら登ります。
足をつきます。
休憩します。
休憩しても一歩もすすまないので、自転車を押し歩きます。
しばらく押し歩いて、また自転車にまたがり登ります。
いくらゆっくり登っても、押し歩きよりは倍以上のスピードがでますから。

いつしか雨は小降りに。

「やったー小降りになった。脚も痛くないぞ、あと少しだあともうちょっとだ」

と声に出しますが、闇にそれは溶けてシーンとしたくらい道に飲み込まれてゆきます。

「これはまた、あれだな。メンタルを試されていることろだな」

今振り返っても、この時は体力的には若干余裕があったと思われます。
ただメンタルはズタボロでした。

予期しない雨。遅れた時間。思ったより長い登り(己の認識不足ですが)。

「あーーーー、もーーーーー、やだ」

心底そう思いました。
もうこれは本来のルートを外れて、どこかに泊まろう。
もうやってらんない。

私の頭の中でその思いが膨らみます。
どこからルートを外れようか?スマホで確認しようとしますが、

スマホはこのありさま
160321z5.png



頼りはeTrex30xの小さい画面の地図だけです。
しかし、この地図はあくまでルートを設定してそれをたどるという目的に特化しています。
この地図から目的地を検索するには力不足なのです。

とにかくこの坂をやっつけちゃわないことには。
休んではよろよろと走ったり休んだりを繰り返し、県道410号の分岐にでました。

これはどっちだ?
たぶん右か?とまた登ります。

10%標識の坂を登ってゆくと、先になにやら道路標識が見えます。
なんだかこの坂、見覚えがあるなあ。これっていつもの西伊豆スカイラインじゃないか?

標識までたどり着くと「仁科峠」19:24
160321z2.jpg


あれ?仁科峠まで来ちゃった。
仁科峠まで来ちゃいけないんだよねえ。
ってことは、さっきの道を左か?

せっかく登ってきたけど、降ります。
先ほど出た分岐をさらに降って・・・いや、待てよ。これって違うよね。

eTrex30xの小さい画面を凝視すると海に出ちゃいそう。
海に出ちゃいけないです。ってことはやっぱり仁科峠まで行くのか?

まさに方向音痴の巧。

峠というものは当然、表と裏があって先ほどの仁科峠は裏から登ってきた仁科峠です。
それをなぜか私は表からと勘違いしていたのです。
やっとそのことに気づいて、己の愚かさを呪うばかり。

無駄に二度、仁科峠を登って風早峠へ。
風早峠は何度か来ているので、間違えません。
ここから降れば町へ出れるはず。

さて、ここからはどうしたものか?

予定では達磨山まで登り返して戸田峠、真城峠を経て海へ出るつもりでした。
でも、もう登りたくないという気持ちが身体の中で充満しています。

風早峠から達磨山方向へ降っても、内陸に行ける道があったと思います。しかしそちらは走ったことが無いので、今回は確実に知っている県道59号を降ることにします。
仁科峠辺りから霧がかかっていて、小雨とあいまって降りは寒いです。

風早峠から県道59号は、路面も悪いところもあるし暗くて狭いので、いつもは楽しいダウンヒルも今回は地獄の下山という感じでした。
ゆっくり下りないと危険なので、ブレーキはずっと握りっぱなし。
この下りがやたら長いんです。
雨は山の上だけ降っているのかなと思っていたのですが、山を下っても降り続いていました。

降りながら、これからどうしようか考えます。
時刻は19時半。
とりあえずスマホが繋がるところまでいかないと話にならないわけです。そこから検索してどこか泊まれるところを探そうか。

しかし、ここから一番大きな街である修善寺にビジネスホテルなんてあるのでしょうか?
たぶん時間的に普通の温泉宿には泊まれない気がします。

ビジネスホテルがある街は、三島か?
三島までどのくらいかかるのだろう?1時間か?2時間か?

しかし寒いんです。
雨は降り続き、坂は終わりません。

途中、民宿の看板を通過。
行きすぎてから、あそこに泊まれば良かったかなとちょっと後悔します。泊まれたかどうかわかりませんが・・・。

そこからしばらく過ぎると、日帰り温泉施設の明かりが見えました。
スーーっとその光に吸い込まれてゆきます。

利用料の案内板があって、そのなかに宿泊もできるとありました。
イチかバチかフロントの男性に「今夜泊まれますか?」と尋ねました。
奥からおかみさんが出てきて

「一番大きい部屋なら空いていますよ」と。

「小さくても大きくてもなんでもいいので泊めてください」

なんとか宿を確保できました。

自転車はロビー脇の軒下に置かせてもらって、荷物をまとめてお部屋へ。
とにかく寒いのでお風呂へ。

冷え切った身体を温泉に沈めても、震えがきます。
しばらくじーーっと湯船に浸かって、やっと暖まってきました。
両腕が攣りそうな感覚がします。いや、これはずっとブレーキを握り続けた筋肉疲労です。

雨の降りは想像以上に体力を消耗したようです。
これは風早峠を西伊豆スカイライン方面へ降りなくて良かったです。
この道を選ばなければ、この宿の泊まれなかったし、消耗した体力で修善寺なり三島なりまで走る力が残っていたでしょうか?

温泉を出て、部屋に戻ります。
素泊まりなので、食事はでません。当然、山の中のこと、周辺に食堂なんかありません。
ロビーで売っていたカップラーメンがご馳走です。

今夜のディナー
160321z3.jpg


食事をして、もう一度温泉に入って暖まって、就寝。
長い一日でした。

本日の走行は、312km。

距離は時間からみても平凡。
仁科峠までは、体力は疲労困憊とまではいっていなかったと思われます。
ただ、やっぱりメンタルで挫折してしまった結果になりました。

雨で真っ暗な裏仁科峠は、精神的にやられました。

もし1時間早く登りはじめていたら?
もし雨が降っていなかったら?

たらればの話をしても仕方が無いのですが、予定通りにいかないのがロングライドです。
やはりメンタルの鍛え方が足りなかったということでしょうか?
いや、メンタルを試されるライドってそもそも正しいのか??

なにがあっても安全で余裕のある装備・準備が出来ていること、これこそが必要なことなのではないでしょうか。

今回の反省点として挙げられる事は、タイムスケジュールをつくっていなかったこと。
具体的には、距離だけでおおまかなタイムスケジュールを思い描いていただけで、実際には標高を考慮していなかったゆえに時間がずれてゆくという失態。

また、エスケープ案を考えていなかった。というか、エスケープ案が成り立たないルートを採用したということ。
鉄道沿いのルートであれば、輪行して緊急避難が可能であったはず。

距離が長くなればなるほど、綿密な計画が必要なのだと痛感した次第です。


たぶんeTrex30xが、ホルダーから落ちた地点でデータが分割されたもよう。





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Comment

非公開コメント

雨の550km。スタートの時点でエクストリームスポーツですね^^; 宿泊後の道のりも気になる所ですが、無事に戻られたようでなによりです。

Re: タイトルなし



ひろさん、こんにちは。
雨スタート、ちょっと躊躇しましたが思ったより降られなくてそこは良かったです。
雨だからダメだったというのは、言い訳の気がします^_^;

No title

こんばんは〜
伊豆イチとはやりますね〜
帰りは残念ながら輪行になられたようですが、私にはちょっとその距離までのエネルギーがなさそうです。でも千葉・茨城は結構走ったので、もうちょい足をのばしてみたいですが、なかなかね〜
でもいつかは走ってみたい伊豆の道。参考になりますね〜

Re: No title


Tomyさん、こんにちは。
伊豆半島は千葉や茨城とは違う雰囲気があっていいですよ^ ^
伊豆はアップダウンしかありません。
そして、西伊豆は電車も走っていません。
計画的なプランをお勧めします(^o^)/

No title

伊豆イチロングライドお疲れ様でした。
もはや変態を越えて無謀ですねー。もちろんブルベなんかでは真夜中の峠道を走ったりするみたいですが、リスクが大きすぎますね。。。落車して骨折った私が言うのもなんですが、安全第一ですよ!とにかくご無事で帰ってこられて何よりでした(^^)

Re: No title



にしやんさん、こんばんは。

雨、暗闇、ダウンヒルの三重苦。
あの場面はキツかったです(´Д`)
ロングライドは何が起こるか分からないから、準備と装備は必須と改めて思うところです(^-^;

No title

ツイートが途切れ途切れだったので、
「生きてるの…(-_-;)?」
心配してました。

精神的にも体力的にも、頭脳的にも…

あり得ません!

Re: No title



クロさん、こんにちは。

ツイートが途切れたとは、単純に携帯が繋がらなくなっただけでした。
ご心配をおかけしました_(._.)_